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ミャンマー通信 その6
アウン サン スーチーさんの書いたミャンマーという

国の案内書とも言える


"わが国と人々"

の翻訳が完成しました。
IMG_0094.jpg


ミャンマーという国を知るには格好の書です。 是非、ご一読ください。ご連絡いただければ送付いたします。 なお、送料実費と500円以上のNGO, MYANMAR FOUNDATIONへの寄付をお願いしていますので、併せてよろしくお願いいたします。

申し込み先 愛知県丹羽郡大口町余野5-128
       株式会社 オニクス内  伊藤勝康
Tel 0587 94 2251
Fax 0587 94 2777
e-mail onics@abelia.ocn.ne.jp      
振込先   名古屋銀行 扶桑支店 総合口座 0072255

ミャンマー事情 アラカルト

 前回に続いて栗崎さんの報告を連載いたします。2007年9月現在、ミャンマーでは著しく物価が上がり、人々の生活はさらに困窮しているようです。

教 育

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  この人、ウー・ティン・ルインという。ビルマ族の50歳。ヤンゴン外国語大学日本語学科卒の日本語の先生。この大学は、日本でいうと東京外国語大学に匹敵するからエリートなのだが。僧院で日本語の中級クラスを教えており、自宅に日本語塾を開いている。 私はこの人にミャンマーに行き始めた時から世話になっている。
僧院では無給であるが、その生徒たちの一部が先生の自宅の塾に通っており、それで生計を立てている。 家族は妻と息子2人に娘1人の5人。息子たちは成人しているが職がなくて家にゴロゴロしている。娘は結婚したが婿さんはマレーシアに出稼ぎにいっている。この先生の稼ぎは季節によって変動があるが、一月およそ12万チャット(約1.2万円)。アパートの家賃は5万5千チャット。だから家計は苦しい。
 この先生、以前、家賃2万チャットの二軒長屋に住んでいたのだが、隣の部屋にキリスト教徒が引っ越してきたといって、別の高い家賃のアパートに移ったほどの熱心な仏教徒。アパートにはきれいな仏壇が飾ってある。 実直な人柄で生徒たちに人気がある。が、才覚が不足しているのか世に出れない。
 酒が大好きだが、糖尿病と高血圧を患っており、薬代にも事欠く次第で、健康から見ても家計から見てもとても酒が飲める状態ではない。一緒に食事するときは、私はビールをうまそうに飲むが先生はミネラルウォーター。食事代は敬意を払っていつも私が払う。

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  この若者たちは日本語をしゃべる。私のプライベート上級クラスの生徒たち。週3回私のアパートで勉強していた。授業では100%日本語で通している。彼らの授業をするときは、私自身が辞書を引いて予習をし、テキストに注の書き込みをしなければならない。実力的には日本語能力試験の2級を合格しており、漢字なら1,000字、語彙は6,000語ぐらいをマスターし、1級の受験勉強をしている段階である。1級というのは、日常会話ができて、漢字2,000字、語彙1万語が分かり、日本の新聞が読める程度と思ってもらえればいい。彼らの目標は、日本語の話せるガイド、日系企業への就職、日本留学、日本語の先生などなどである。
  しかし、私はミャンマーに行くようになって、私自身が改めて日本語の勉強をし直すという事態になった。いままでずっと日本人であり、日本語を普通に話し、読み、書いてきた。そのことには何の不自由もなかったと思っていたのだが、いざ日本語を説明するとなると、自分の日本語がいかに曖昧なものであったかと思い知らされた。例えば、漢字は読めても、その漢字を書くとなると書けないことがしばしばだった。彼ら生徒の書いた漢字が間違っていてもそれは勉強途上のものだから当然であるが、私が書けないとなるとこれは問題になる。
  そうはいっても、彼らにマンガを与えると本当の実力が分かる。「どらえもん」は笑いながら読んでいるが、「鉄腕アトム」は難しくて分からないという。今度は「サザエさん」を持参してみようと思っている。

交 通

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 ヤンゴンはミャンマー最大の街であり、人口250万人といわれている。そして、’06年の春まではミャンマーの首都であった。しかし、軍事政権は300km内陸部のピンナマという町に政府機能を移した。
 ヤンゴンの街は東と西にある南北に流れる大きな河に挟まれている。これらの河に架かる橋は極端に少ない。これは軍事政権が橋を「軍事施設」とみなし、橋のたもとには兵士たちが警備に当っている。そのため、交通機関は難渋を極める。それだけではない。物流にも影響を及ぼしている。
庶民は写真にあるような小さな舟で河を渡る。まるで笹舟のようであるが船尾には機外エンジンを付けている。通勤にも使うし、対岸で取れた野菜や果物も運ぶ。ここでは河幅が500mもあろうか。舟はお客が一杯になるまで出発しない。5~6分で河を渡る。
河には大きな船も沢山係留してあるが、どれもサビついていてよく運行しているようには見えない。荷物の流通が悪いのだろう。人権問題で西側諸国が経済封鎖しているため、この国の経済状態は瀕死の状態に近い。それなのに原油の値上がりや首都移転のため公務員の給料を値上げした影響を受けてインフレが進行している。食品類は50%も値上がりしている。庶民はじっとそれを我慢している。

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 ヤンゴンの環状線を走っている汽車の駅のプラットフォーム。機関車はディーゼルエンジン。
車両はかなり古い。レールも古い。各車両に乗り降り口はあるがドアは取り付けてない。速度はゆっくりしており車よりも遅い。
  この駅はヤンゴン中央駅から5番目にある駅で、私のアパートから歩いて10分ぐらいのところにある。珍しく陸橋が架かっている。ご覧のようにホームとホームの間は広くとってあり植木があり、花を付けている。これはイギリス植民地の名残なのだろう。
 駅に切符を売る窓口はあるが改札口はない。生徒に聞いたところでは、車内検札はないという。とすると
「タダで乗れるということになる」
と生徒にただすと、返事はアイマイになる。ミャンマー人はそのようなセコイことはやらないらしい。運賃は安いという。ここではバスにしろ汽車にしろ公共交通機関の料金は安く設定してあるようだ。
 乗客の中には、大きなカゴに野菜や果物、鶏を詰め込んで郊外から市場へ持ち込む姿もある。
 長距離列車もあるが、人々は値段は割り高になるが長距離バスを利用する人が多い。バスのほうが早くて乗り心地がいいというのだ。  ・・ 私はまだ、ここの汽車に乗ったない。
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【2007/09/18 11:00】 | 未分類 | トラックバック(1) | コメント(0)
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ミャンマー
ミャンマーミャンマー連邦(―れんぽう)、通称ミャンマーは、アジアの国家|国。首都はヤンゴン。東南アジアのインドシナ半島に位置し、国境を中華人民共和国|中国、ラオス、タイ王国|タイ、バングラデシュ、インドと接する。ミャンマー連邦 (ミャンマー なつみの記録【2007/09/28 10:40】
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